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〜 「みんなで作ろう会」賛同者募集 〜 「多摩NTで夢の住まいの実現」
一軒の家づくりだけでは良質な住環境は得られない。だからといってニュータウンなどでのマンション購入では自らの欲するものは手に入らない。だから住環境までをも自分達で創ってしまおうというのがこの企画。それも住民主導型の開発で利益追求型組織を介入させない方法で、純粋に必要なコストでまちづくりを進めたいとする取り組み。純粋に住み続けられるコミュニティを創りたいと、住みたい人たちが集まってまちづくりをしようというのが趣旨。
子育てが終われば第二の人生が始まるのですが、その際に職場と近接するために都心居住を志したり、この際、地方に行って農業でもと考える人などもありますが、大概は現状の住まいを離れられないでいることになります。そうすると当然高齢化や世帯分離が進み、エレベーターもないような集合住宅では在宅での居住が難しくなります。そんなとき近くに気心の知れた人たちとのコレクティブハウジングのような共生住宅があるといいと考えているのです。だから、そんな住宅も含めてコミュニティの中に取り入れることができれば、一歩理想に近づけることができると考えているのです。
まちづくりや住まいづくりにどこか妥協を求めて、いつの間にか理想を描くことすらあきらめてきた感があります。一戸建ての夢が忘れられず公団の定期借地を求める庶民。何とか安く市街地に住みたいと苦労をしながらコーポラティブハウスをと努力する人。家族の成長変化に対応した住まいを手に入れるために住宅情報に目を配っている人達も全て、住宅困窮者なのでしょう。 私たちは現実に与えられた選択肢の中から住宅を選ぶしかないですから、結局は自らの理想の住まいを手に入れることは困難です。とりわけ環境を含む居住地を創造することは非現実的な話しで、既存の敷地の中で自らのコスト計画と整合し利用価値のありそうな敷地の条件をうまく生かして住宅を建てることくらいしか自由度は残されていないのが現実です。 最近まで、私もそう思っていたのですが、東京都が基盤整備が整った多摩ニュータウンの事業用地(集合住宅用地)を売り出していることと、インターネットの情報交流を体験するうちに、もしかしたら参加者のエネルギーを最低限に抑えながらの大規模参加者型コミュニティの形成が可能かもしれないと思い始めたのです。折からの規制緩和や金融システムの改変や不動産の流動化、建設物価の低下と住宅の過剰供給。時代は選別の時代に入っていると感じるのです。だからこそ、良い住宅が、良い環境が、住民参加の形で実現する可能性が出てきたと思うのです。
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